平成15年11月吉日

東京学芸大学教育学部附属世田谷小学校
校長 福地昭輝

研究発表会のご案内

本校では下記の通り「研究発表会」を開催いたします。


ともにひらく

〜育てたい力を明確にした世田谷プランの創造〜

後援 東京都教育委員会


 上記研究テーマについて、授業をご覧いただき、研究の経過や成果を報告いたします。
今回は公開授業・分科会のみならず、本校の校内研究会もご覧いただき、校内研究・研修の方法についてもご検討いただければと考えております。
 多数の方々にご参加いただき、ご指導、ご助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

1.期日 平成16年(2004年)2月7日(土曜日)
2.会場 東京学芸大学教育学部附属世田谷小学校
   住所:郵便番号158-0081 東京都世田谷区深沢4−10−1
   電話:03−5706−2131
   FAX:03−5706−2144
3.内容 
      午前:全体提案
      午後:全体会〜校内研究会の持ち方についての提案授業及び、
          それを受けての公開協議
4.全体会講師 無藤隆先生(お茶の水女子大学教授)

 本校研究発表会にご参加くださる方は、事前にお申し込みをしていただきますようお願い申し上げます。
 なお、お申し込みは、申込書をダウンロードの上Faxにて、本校宛にお送りください。Fax番号は03-5706-2144です。
 申込書はAdobe社のPDF形式のファイルです。ごらんになれない方はAcrobat Readerをインストールしてください。詳しくはAdobe社のHPへ。



<研究発表会詳細速報ー1月23日版ー>

以下詳細については変更されることがありますのでその旨ご承知おきください。

○時程

8:45 受付開始
9:15〜9:45 基調提案
10:00〜10:45 教科・領域別提案授業
11:00〜12:20 教科・領域別研究協議会
12:20〜13:20 昼食
13:20〜16:00 公開授業&研究協議ライブ
16:00〜16:45 講師講評
16:45  学校長謝辞
17:00  閉会
○基調提案
本校研究部長 中野博之
○教科領域別提案授業単元・活動・主題名および提案概要一覧
教科
・領域
授業者 授業
学級
単元・活動・主題名 教科・領域部提案の概要

国語

秋元 恵

5年1組

自分が惹かれた点をしらせよう
「大造じいさんとがん」

「伝え合う力」は、うまく話すことや聞くことに限定されるものではない。「伝え合う力」とは、相互啓発学習を支える力、子どもどうしが協同で意味を創りあげる力、教室の学びを活性化させる力なのである。その育成を目指した授業を提案する。

社会

鎌田和宏

5年3組

不審電話の正体は?
〜私たちのくらしと「情報」

「共生社会の構築に参画する力」を育てることを教科研究テーマとし、カリキュラム開発、授業づくりに取り組んでいる。公開授業では、子どものくらしと情報をめぐる問題から人々が共生することについて考える。

算数

黒澤俊二

3年2組

かけ算2

「筋道を立てて考える力」は、「なぜかというと」「〜だから」といった接続詞を使い、根拠となる理由をより明確に説明する子どもたちの姿に表出される。その姿を見取り、評価していくことで「筋道を立てて考える力」を育てていく。

理科

堀井孝彦

4年3組

もののヒミツ調査隊パート2
−空気、水、金属のふしぎ−

理科の学習を通して育てたい力の核として「問題解決能力」を考える。理科における問題解決の特性として、「実験・観察を行うこと」が挙げられる。実験・観察や自然事象とかかわる活動をたっぷりと行いながら、相互啓発的な学びの場の中で、仲間とともに問題解決していく力を育てていきたい。

羽仁克嘉

1年3組

ひかりとかげのマジック
※総合学習−自然事象とかかわる活動−

音楽

居城勝彦

5年2組

わたしたちの発表会

“弾けるから合奏しよう”ではなく、“自分たちが合奏するんだから弾けるようにならなくちゃ”と思う子どもたちは、「自分たちの表現方法を見つける」授業を積み重ねる中で「仲間と表現をつくる力」を育んできた子どもたちである。

図工

栗原正治

4年1組

「思いやり・・・そして平和」
(布が見た夢)

自分らしさの発揮、素直な「もう少しこんなふうにしてみたい」は、仲間とのやりとりから思いがふくらんでゆくのだ。その相互啓発の場の活性化を課題としたい。育てたい力の中から、本時は「発表や鑑賞を通して他とかかわる力」に重点をかける。

体育

鈴木 聡

6年1組

「より美しく・よりダイナミックに」
☆マット運動編

学ぶ内容が確かなものであるとき、自分の高まり、仲間とのつながりがはじめて子どもたち一人ひとりに意識され実現される。体育科の存在意義が叫ばれる今日、学習内容の明確化と重点化を図ったカリキュラムづくりがその問いに答えることになる。

村田正之
山本浩二
(世田谷中)

6年2組

走るってそういうことなんだ
☆ペースランニング編

健康教育

丸田文子

4年2組

今までの成長、これからのわたし

友だちはどうだろう?お母さんやお父さんは、先生は…。「えっーぜんぜん違うなあ」「やっぱりおんなじ!」「そうだったんだ」人との関わりから人との違いに気づき、思いを共有することで学びを深めることができる。

道徳

星野典靖

6年3組

卒業を前に、ふりかえってみよう

卒業直前のこの時期に、今まで生活してきた世田谷小学校について考えていくことでそのよさに気づき、愛校心の高まりにつながる。また同時に、集団や社会に関する事象において、自律的に判断できる力を育むことができる。

総合学習

中山京子

2年3組

2年3組の○○―わくわくまつりー

子どもの願いや求めから学習活動を起こし、話し合いや試行錯誤を重ねながら子どもと教師とともに活動をつくる総合学習の実践。2年間のまとめとしての子どもたちの意識をダイナミックな活動につなげるための支援を考えたい。

社会
(午後の公開校内研究会公開授業)

内山隆

3年1

「どうする?ゴミ」

「共生社会の構築に参画する力」は、共生にかかわる問題についての問題意識を子どもたちが、問題をめぐる様々な組織、活動とかかわりながら調べ、話し合いを通して「どうなることがよいのか」「どうすることがよいのか」を追究・実践することによって育つ。


○教科領域別提案授業及び研究協議会講師・司会者・提案者等一覧  
教科・領域 授業者
 
提案者
 
助言者
 
本学教官
 
司会者
 
国語 秋元 恵
(5年)
中村和弘
井上朋史
田中映子先生
(世田谷区立玉堤小学校長)
大熊 徹先生
(国語科教育学教授) 
笠井正信先生
(本学附属世田谷中学校教諭)
社会
 
鎌田和宏
(5年)
中山京子
内山 隆

 
高木俊樹先生
(神奈川県秦野市立堀川小学校教諭)
坂井俊樹先生
社会科教育学教授)
大澤克美先生
(本学社会科教育学助教授)
算数
 
黒澤俊二
(2年)
野間佳世
 
廣田敬一先生
(世田谷区立八幡山小学校長)
藤井斉亮先生
(数学科教育学教授)
神田恭司先生
(本学附属小金井小学校教諭)
理科
 
堀井孝彦
(4年)
堀井孝彦
圓谷秀雄

森本信也先生
(横浜国立大学教授)
松原靜郎先生
(国立教育政策研究所教育課程研究センター統括研究官)
鎌田正裕先生
(理科教育学助教授
藤田留三丸先生
(本学附属竹早小学校教諭)

 
羽仁克嘉
(1年)
音楽 居城勝彦
(5年)

 
斉藤 豊
朝蔭恵美子

 
山本文茂先生
(東京芸術大学教授)
八代健志先生
(大阪府茨木市立葦原小学校教諭)
加藤富美子先生
音楽科教育学教授)
 
田川聖旨先生
(本学附属世田谷中学校教諭)


 
図工
 
栗原正治
(4年)
栗原正治
小鴨成夫

 
石田壽男先生
(東村山市立萩山小学校教諭)
相田隆司先生
(美術科教育学助手)
小林貴史先生
(本学附属大泉小学校教諭)
体育 鈴木 聡
(6年)
内田雄三 友添秀則先生
(早稲田大学教授)
内藤 信先生
(世田谷区立用賀小学校長)
立木 正先生
(体育科教育学教授)
渡邊 正樹先生
(保健学助教授)
彦坂秀樹先生
(本学附属竹早小学校教諭)
村田正之
(6年)
山本浩二(本学附属世田谷中学校教諭)
健康教育
 
丸田文子
(4年)

 
丸田文子
 
戸野塚厚子先生
(宮城学院女子大学助教授)

 
小熊三重子先生
(本学附属竹早小学校教諭)
道徳 星野典靖
(6年)
星野典靖 菊池幸次先生
(世田谷区立代沢小学校長)
山崎高志先生
(本学附属大泉小学校教諭)
総合学習 中山京子        

○授業及び研究協議会の公開     

  授業者 本校教諭 内山隆(3年 社会科)
  研究協議会 本校教諭