平成29年度
平成28年度
生活と科学をつなぎ,
豊かな知を構築・創造していく子ども
変化の激しい社会では,自ら主体的に学び続け,新たな知を構築・創造していくことが必要である。そのためには,知識を与えられ,それを「なぞる学び」ではなく,知識を発見し,そこから「進む学び」が肝要である。
子ども達が「自信」をもって自ら学びを進めていくために,生活に根ざした真正な問いについて仲間とともに向き合う活動を採り入れる。こうして,一人一人が豊かな知を構築し,さらに変革していこうとする態度が育つ。
目指す子ども像
「生活と科学をつなぎ,豊かな知を構築していく子ども」
育成したい資質・能力
1.「自然との関わりや日常生活を通して,事物・現象の不思議さや巧みさをありのままに感じ取り,自らの問いを見いだす力」
2.「学びをともにする集団で,実験・観察,情報活用などを行いながら思考・表現する力」
3.「知の構築を通して得た成果を,学習や日常生活に還す力」
手立て
1. 三つの「育成したい資質・能力」に関する重点単元を各学年各学期に設け,スパイラルに資質・能力の積み上げを図る。
2.「素材」「課題」「相互作用の場」という教師による三つの働きかけを通して,子どもたちの学びの姿と教師のねらいを重ね合わせながら授業をつくっていく。
3.「相互作用を重視した問題解決を通して,素朴概念も含んだ知と知とのつながりを構築し,科学的概念への発展を目指す。」